不労所得に近い成果を上げられるアフィリエイトという話は本当でしょうか。
本業の傍ら、PCに向かい、コストをかけることなく副業報酬が入ってくるという
のはとても魅力的なのですが、一方で、アフィリエイトで小遣い程度でも稼ぐ人は
数%という噂もよく耳にします。

はたして、その情報は正しいのでしょうか。
一体その情報源はどこにあったのでしょうか。

これは古い情報なのですが、アフィリエイト実態がわかる情報ソースを突き止めました。

まず矢野経済研究所が2012年に作成した調査報告書があります。
古いですが2015年までのアフィリエイト市場動向を知ることができます。

報告書によると、アフィリエイト市場は年平均10%とかなり堅調な成長を期待できる有望ビジネスと評価されています。

根拠として、このアフィリエイト市場の成長はスマホ普及が鍵を握っているとされています。

スマホの台頭によりPCと同じようにネット検索からの流入が増えたことが
アフィリエイトサービスの価値を高めたようです。

インターネット接続量の増加、大手企業のアフィリエイト採用増、EC市場の拡大などを背景に、
改めてアフィリエイトは注目を集めており、アフェリエイト市場は今後も堅調に拡大する。
アフィリエイト市場規模は、2011年度から2015年度までの年平均成長率(CAGR)が10.0%で推移し、
2015年度には1,659億円に拡大すると予測するとまとめられています。

なお、多くのアフィリエイターが一番知りたいであろう稼ぎの報告ですが、
5000円未満の稼ぎの人が約70%、20万円以上稼いでいる人が10%ほど、
そのうち100万円以上が3%ほどだったようです。

つまりは、3,388人を対象にした調査ですので、300人以上はアフィリエイトで生活できるぐらい稼いでいて、
100人ぐらいがスーパーアフィリエイターとして100万円以上を得ているということになります。

また別の報告書もあります。
日本通信販売協会のネット通販に関する調査報告書です。

この調査報告で注目すべき点だったのは以下の点です。

・買ってから選べるネット通販をユーザは望んでいる。
・ネット通販では他人の口コミが購入の決め手になりうる。
・ネット通販をする端末はPCが76.1%と圧倒的。
・若者はスマホ決済もする。
・若者はSNSでの評価も商品購入の手掛かりとしている。
・芸能人のヤラセ商品PRは購入の決め手になりにくい。
・応援・絆買いという謎の購買行動がある。

買ってから選べるネット通販というのは、
テレビ東京のWBSで特集されたりしたような、眼鏡が返せるとか靴が返せるというサービス。
消費者の「実際に現物を見て評価する」ことを実現させたEC商法です。

今では、Amazonをはじめ、取り入れているECサイトも多くなっていると思いますが、
サイト運営者は大変な作業を強いられます。

応援・絆買いは、私にとって意味不明な購買行動ですが、
わが国には応援・絆で購買をしてくれる人がいるってことですよね。

また、アフィリエイト市場調査2013という資料もあります。
日本アフィリエイト協議会が、ネットリサーチ会社の株式会社クロス・マーケティングの協力のもと、
アンケートモニター7,209名を対象に実施したアフィリエイト・プログラムに関する市場調査です。

この調査報告で注目すべき点だったのは以下の点です。

・運営アフィリサイト数の平均は3.08サイト
・月3万円以上の収入があるのは2.4%
・8割が月1000円未満の報酬

アフィリエイトマーケティング協会のデータとかなりかけ離れてますね。
調査対象が違うことで、ここまで数値が変わるとなると、何を基準にしていいのか迷います。

次はアフィリエイト・プログラムに関する意識調査 2013。
アフィリエイトマーケティング協会が主要ASPの協力を元に、
アフィリエイターから2345件の回答を得た調査報告書です。

・満足度No.1ASP、3年連続「A8.net」約40%のアフィリエイターが支持
・Affiliate-Bは収入の多い属性からの支持が高い
・アフィリエイターのスマートフォン対応状況 32.6%
・稼いでいるアフィリエイターほどスマホ対応している
・アフィリエイターは広告主のスマホ対応を求めている
・アフィリエイト・プログラムに関する意識調査2014

さらにアフィリエイトマーケティング協会が主要ASPの協力を元に、
アフィリエイターから3017件の回答を得た調査報告書です。

・アフィリエイト収入が去年より増えた人が33%、減った人が18%
・月20万円以上稼ぐ人が16%(482人)
・スマホからのアクセス数がばかにできない
・半数が自己アフィリエイトを利用している
・20万円以上稼ぐアフィリエイターの半数は1日3時間以上作業している

またA8.net会員2,000名の協力によるアフィリエイターの実情を知るための調査報告書もあります。
アフィリエイターに関する調査レポート201407というものです。

この調査報告で注目すべき点だったのは以下の点です。

・アフィリエイターがアフィリエイトをしていてよかったと感じるのは経済的なメリットがあるから。
・兼業アフィリエイターが約75%
・兼業アフィリエイターの職業は会社員が最も多く、続いて主婦
・30~40代前半のアフィリエイターが多い
・妻、彼女と一緒にアフィリエイトをしている人が約18.7%
・月5000円以下の収入が72.3%(1038人)
・月30万円以上の収入が2.9%(56人)
・兼業でも、月30万円以上稼ぐ人が24人いる。

どの調査結果でも、70~80%のアフィリエイターが月5000円稼げないこと、
10%ほどは月20万円以上を稼ぐことができていることがわかります。

また、近年ではスマホ利用者が増えており、アフィリエイト市場にとっては追い風の状況となっていること。実際に、スマホ広告を利用して大きな成果をあげているアフィリエイターも増えていることなどが特徴的です。

兼業アフィリエイターでも月30万円以上稼ぐ人がいることから、
効率的に実践すれば、時間の限られた人でも成果を出すことができることは、
これからアフィリエイトに挑戦する人にとって希望の結果でしょう。